多国籍数学者チーム、RSAの576ビット暗号を解読

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0404/28/news020.html
RSSリーダーにひっかかったので紹介したけど実はそこそこ古いニュース。
http://www.maitou.gr.jp/rsa/
http://slashdot.jp/article.pl?sid=03/12/08/099203
http://www.rsasecurity.com/rsalabs/challenges/factoring/numbers.html
要所だけ言うと、アリス(以下A)は2つの秘密の素数p,q(個人鍵)を用意してその積N(=p*q)を公開鍵としてボブ(以下B)に教え、BはAに伝えたい数字xをNを用いて暗号化して出てきた結果yを送る。Aはp,qを用いてyを復号化しxを得る。これらのAとBのやり取り(Nやyの値)が第三者Cに傍受されても「p,qが分からない限り」xを得ることは出来ない。・・・・・という話(はしょりすぎ)。
で、N=33とかいう小さい数なら容易に素因数分解できるが、Nがばかでかい数だと大変(今回の場合、10進数で174桁のNを約100台のワークステーションを使って3カ月かけて素因数分解したということ)という話。